5月文楽公演

加賀見山旧錦絵って面白い!って散々聞かされてたけど、本当に面白かったよ。先月の「ジジイは山へ芝刈りに、ババアは川へ洗濯に…」のくっそツマラナイ話から一転。大阪公演は本当演目選びにセンスがないよね。東京の担当者にやってもらえばいいんじゃないの?大阪も。

ということで、大阪の文楽ファンの方達も遠征しちゃいなyo!

 

芝居の出来も一部は大阪でやってた頃よりみんなレベルアップしてきてて、二部も床も人形も初日から完成度高い。特に二部は大満足で観客も興奮しながら感想を口にして劇場を後にしてる人多数。二部はまだチケットあるから途中からでも仕事帰りに見に行っちゃおっかなと。

 

 

以下便所の落書き垂れ流し。

 

 

第一部
寿柱立万歳

・やっぱり紋臣さん動きがキレイ。


菅原伝授手習鑑

茶筅酒の段

・芳穂さんが先月とは別人のように良くなってた。三味線が変わったから?

・清友さんの三味線いい。

喧嘩の段

・咲寿さん、頑張りは評価する。なお大阪で咲寿さんの喧嘩の段を聴いた友人によると大阪の時より俄然良くなってるらしい。

・咲寿さん梅王丸を「んめおーまる」って発音してたのが気になったんだけど、あれって正しいの?

・小住さん喧嘩の段相変わらずいい。一生懸命やれば出来る人なんだから手を抜かず頑張って欲しい。

・東京の劇場は大阪より狭いから、上手の小幕が桜、松、梅で塞がってた。(口上担当の方は隙間から出入りしてた)

訴訟の段

・靖太夫さんは先月私が聞いたときよりは良かった。

桜丸切腹の段

・桜丸、実写映画撮るなら千葉雄大さんに演じてもらいたい。

・どうも桜丸に共感できないんだよなー。簑助さんの桜丸イマイチ好きじゃない。(白太夫と八重ちゃんで十分感動できるけどね)

・友だちと感想言い合って発見したんだけど、簑助さんの桜丸と藤蔵さんの三味線が合ってなくて感情移入がイマイチできない模様。

・文字久さん、あの語りでは住さんにめっちゃ怒られてるだろうな…。


豊竹英太夫改め
六代豊竹呂太夫 襲名披露 口上

・あれ?進行役が呂勢さんに、太夫代表が津駒さんになってる。

・偉ぶった観客のじいさんがロビーで某技芸員さんの嫁捕まえて「お前の旦那の口上の挨拶がふざけてる上につまらん」とお怒り。まぁ言ってることは分かるけど言い方な、老害


寺入りの段

・初日だからか寺子屋の子どもたちの動きがぎこちない。

・呂勢清治の安心さ。 

寺子屋の段

・呂太夫さんのパートはガン寝して、燕三さんの三味線に集中するという作戦を実行する。

・これが大成功の模様。これからも呂太夫さんのパートは寝る。(清介さんごめん)

・呂さんと咲さんはもうgood nightでよくね?

 

 

第二部
加賀見山旧錦絵
筑摩川の段

・亘さんいいね!(27日に聞いたら若干声潰れてたけどいいよ)

・筑摩川のメリヤスは波のメリヤスと言って撥が上げられられなくなる位にハードな曲らしい。

・この段が終わったらメリヤス隊の労を思って拍手すればいいらしい。

又助住家の段

・呂勢宗助が熱くていい。とてもいい。

・ストーリー的には面白みはないんだけど三味線のいろんな要素が詰まってる段で耳に華やか。

・呂勢さん、宗助さんともにこういう熱い演奏がキッカケで好きになった俺的には胸熱。

・床下で聴く宗助さんがかっこ良すぎてかっこいいってだけで3回泣けた。

・又助の全ての選択を間違ってるダメさに呆れるが語りの良さで感動できる。

・清十郎さんの泣きの演技好き。

・玉志さんとのダブルキャストは幸助さんのダメさがモロに出るね。(幸助さんってほんと芸が田舎臭い。杉本大丈夫?)

・幸助さんは左遣いの時はきめ細かな気づかいに感心するんだけどね。

草履打の段

・玉男さんの後ろで傘を差し出してたツメ人形さんの腕がブルブル震えてて千秋楽までに1度はトチるんじゃないかと心配。

・和生さん尾上の役がハマり過ぎ。品の塊。

・尾上の腰元演ってるツメ人形達の尾上好き好きっぷりがかわいい。

・津駒さんの岩藤の憎たらしさが異常。

・睦さん中日にて喉が完全終了のお知らせ。

・玉男さんの足遣いの人が女形の人形に慣れていない。

・岩藤と尾上の使ってる鏡欲しい。

・寛治さんが時々「んっんー」って唸ってて萌え。

・寛治さんの両手首が真っ赤になってるの心配(先月も気になってた。点滴跡?)

廊下の段

・勘十郎さんのお初が可愛らしいこと可愛らしいこと。

・岩藤の憎たらしさが半減(咲甫さんは意地悪みはだせても、殺したいほど憎らしくはなく敵にしたら怖い感じ) 

・咲甫さんの語りは観客をより笑わせる模様。

・玉誉さんの遣ってる女中仲間a.k.aお冬ちゃんも仕草がいちいちかわいい。

・お初はどうしてずっとこんにゃくを手首に当ててるのだろう?と思ってたら、それ尾上の上草履だったのね。

・弾正の歩いて行った上手側に「いーだ」ってやってるかわいいお初。

長局の段

・千歳富助がとんでもなく良かった。

・特に富助さんは今まで「良いなー」と思ったことは幾度となくあるけど「かっこいいなー」と思ったのは今回が初めて。

・床が廻った時、床の裏で千歳さんの茶碗を持って浴衣着てる碩太夫さんがチラッと見えて胸熱。

・千歳さんいっぱいに語ってる。千秋楽まで持つかな…。

・中日、千歳スプラッシュが初日の2.5倍(当社比)

・尾上とお初の関係に百合みを覚える。

・演者は全員おっさんだけどな。

・お初ちゃんを真似て辻占をキメてみたところ勘介さん似のヤンキーが携帯で「警察が来た」言うてて、俺の未来ェ…。

・27日、長局の段が終わってしばらく拍手が鳴り止まなかった。感動。

・千歳さんもう切場語りになっていいのでは(襲名とかより観客が望んでるのはこれでしょ)

奥庭の段

・始さんが意外にも意地悪みが上手く、憎らしい岩藤だった。

・希さんのお初も最初は可愛い女中さんだったのに途中から復讐に燃えるお初になってて「おー」って思った。

・喜一朗さんの演奏が日を追うごとにかっこ良くなってる。

・玉男さんの動きは殺陣師のような型の美しい動きで、勘十郎さんの動きは俳優さんの殺陣のような「殺したい」って感情の伝わってくる動き。

 

尾上とお初の関係がAlexander McQueenとSarah Burtonに重なりなんだか泣けてきた。人は心が悲しみで一杯になってしまうと側に自分を深く愛してくれる人がいても救われない。

 

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東京にはくろごちゃんがいる!大阪にはくろごちゃんがいない!大きな差!

 

2017/05/13(土) 1&2部 国立劇場 小劇場

2017/05/19(金) 2部 国立劇場 小劇場

2017/05/21(土) 2部 国立劇場 小劇場

2017/05/26(金) 2部 国立劇場 小劇場

2017/05/27(土) 2部 国立劇場 小劇場

2017/05/28(日) 1&2部 国立劇場 小劇場

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