鶴澤寛太郎の会

寛太郎さんが小住太夫さんと素浄瑠璃の会との発表に「どうせ大阪な…」と思っていたらまさかの東京Onlyで渋谷の伝承ホールとは気合い入りまくりじゃないか!

てなわけで完全に行きますよ発売開始同時にチケット買いましたよ。

 

当日渋谷に向かう車中で寛太郎さんのインスタ確認。リハ中の寛太郎さんと小住さんの写真。ぶち上がる…やばい…。

https://instagram.com/p/BJAIRKFB8bt/

 

会場到着。ロビーを見るとエビバデ後期高齢者。そうだよね、結局寛治さんと住太夫さんのご贔屓力で完売したんだよね…と若干ションボリ。

 

会場に入ろうとしたらモギリの人が国立劇場小劇場と同じ人だったんだけどあれなんで?教えてエライ人。

 

会場に入ると「寛」の文字がどーん

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ええやん…気合い入っとるやん…。

 

開演のベルがなると下手から人が…って寛治さんやないかいゴルァ!いや会場どよめきましたよね。

 

ふわっと優しい京都弁で、昔のお稽古、昔の東京の景色、昔の四季などの話をしながら自分も先人たちからそうしてもらったように若い者に芸を伝えていかなければいけないという事をおっしゃっていた。本当寛治さんは素敵な人柄が芸に出ている方だなと改めて。

 

見てるこちらの動揺が治まる間も無く幕が上がる。

 

品のある濃藍の裃が若い二人に本当に似合っててかっ…かっこいい…。イケメソ感しかない。

抑えた調子の寛太郎さんの三味線が鳴り、もうそれからは吸い込まれて気持ちよくてあと3時間くらいやってほしかった…。

 

前列だったので2人の息遣いが聞こえる。途中手の甲の汗を袴で拭ったり大きく息を整える寛太郎さん、袴をぎゅっと握り締めて顔を真っ赤にして語る小住太夫さん。

 

浄瑠璃はその年齢でしかできない表現ってのがあるって言われてるけど、若さがこんなにいい作用をしている浄瑠璃を初めて聞けた。

 

途中泣いちゃったよね。いろいろ感動して。

 

絵本太功記 尼ケ崎の段で十次郎の気持ちがビシバシ伝わってきたのは初めて。やはり二人だからかなぁ。切なかった。

 

終演。感動でフラフラの足でフラフラロビーに行ったら寛太郎さんと小住さんが出てきてくれた!この感動を本人たちに伝えたくて、当然差し入れをお持ちのご贔屓様たちに囲まれる二人の隙をみて「ただのいちファンですいません…」と文楽素人テブラーマンは恐縮しながらも熱は言葉でちゃんと届けた。二人とも丁寧な対応。どこまで好感度を上げれば気がすむんだ二人とも。

 

寛太郎さんはご自身のことを無愛想と最後の挨拶でおっしゃってたけど全然そんなことない。あたたかい方ですよ、あなたたち。

 

私たちは打ち上げで親しく話してくれること、楽屋に入れてくれること、グッズを作ることを求めてるんじゃない。芸で応えて。

 

小住太夫さんの素浄瑠璃聞くの3回目でしたが、彼は寛太郎さんと組んでる時が一番いいと思う。

 

ぜひ相三味線に寛太郎さんを(どっちに選択権あるからしらないけど…)

そして二人揃って人間国宝待ってるから(なる早プリーズ)

 

2016.8.12(金) 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール